【BABYMETAL】インディーズ時代の幻のカヴァー曲”君とアニメが見たい”収録! 『BABYMETAL x キバオブアキバ』レヴュー。

BABYMETAL


皆さん、こんにちは!
モザイクリワード研究所、所長兼所員の仲手川です。

他にはない、オンリーワンなスタイルを常に追い求める我らがBABYMETAL。

8年前にはこんなシングルを発表していました。

今よりぶっ飛んでいた初期のBABYMETALを知るにはちょうどよい、この1枚をレヴューします。


概要


2012年3月7日に発売されたBABYMETALのインディーズ時代の2枚目のシングルで、キバオブアキバとのスプリットシングルという形でリリースされています。

収録曲は4曲で、2アーティストそれぞれの新曲に加えて、お互いの曲をカヴァーした2曲を加えた合計4曲が収録されています。


キバオブアキバとは?

スクリーモとヲタクカルチャーを融合させた独自のスタイルを持つ、京都発の“ヲタイリッシュ・デスポップ・バンド。

残念ながら、2018年10月8日の渋谷GARRETでのライブを最後に約10年間の活動を休止しました。





収録曲

いいね! / BABYMETAL


イントロにWinkの「淋しい熱帯魚」がサンプリングされたピコリーモ系の楽曲。

デスヴォイス、ラップ、デスメタル、ユーロビートがごちゃ混ぜになったかなりカオスな内容です。

サビの部分は「いいね!いいね!」とキャッチーで、ライブではかなり盛り上がります。

最近ではほとんど演奏されなくなってしまったのが残念です。

初期のBABYMETALの「なんじゃこりゃ?」な魅力が詰まっています。




Party@The BBS / キバオブアキバ

曲名からしてかなりヲタなにおいがぷんぷんする彼らのライブでの定番曲。

デスとクリーンのツインヴォーカルが絡み合いながら、「ここで待っているよ、君を待っているよ」と切ないメロディーで歌い上げる、非リアのお友達の切ないラブソングです。




君とアニメが見たい〜Answer for Animation with You / BABYMETAL feat. 君

キバオブアキバをカヴァーした曲です。

原曲を女の子目線にしているため、題名がAnswer for 〜というふうに変更されています。

この曲で注目すべきは、YUIMETALとMOAMETALがかなりフィーチャーされているということです。

今までで一番ではないでしょうか。

メインのSU-METALのパート以外はほとんど決まっていなかったそうで、レコーディングの際にYUIMETALとMOAMETALからのアイデアが多く採用されているようです。

残念ながら、この曲は2014年の武道館公演以降、演奏されていません。恐らく、キバオブアキバと権利関係で揉めたのではないかと思われます。




ド・キ・ド・キ☆モーニング Ver. Koa / キバオブアキバ

こちらはBABYMETALのデビュー曲のカヴァーです。

BPM高めのデジタルハードコアビーツのイントロから始まり、”君とアニメが〜”とは違い、かなりアレンジされています。

ヴォーカルの歌い方を多種多様に使い分けて、一本調子になりがちな曲調に変化を持たせています。

原曲もこれまたカオスなデキの曲なので、それをカヴァーするのは、かなり大変だったように思うのですが、ご本人たちは「笑いの絶えないスタジオだった」と話しており、楽しみながらレコーディングを終えたようです。




まとめ


スプリットシングルというリリース形態は、決して珍しいものではありません。
海外のパンクバンドなどではよく使われるアイデアです。
メディア上で対バンをするような感覚でしょうか。

アイドルとスクリーモ系のバンドの組み合わせは一見するとメチャクチャなように感じますが、どちらも”新しいもの”を追求しているという姿勢においては共通しています。

人気が世界にまで拡大していき、今では一大ブランドとなったBABYMETALですが、オンリーワンを目指すという姿勢は、このシングルを発売した2012年当時から何ひとつ変わっていないことをあらためて感じさせられました。

このシングルに入っている曲は、2曲ともとても盛り上がれる曲で、個人的に大好きな曲です。

特に原曲の良さが光るカヴァー曲の”君とアニメが見たい”は、初期のバカバカしいBABAYMETAL全開で、特に気に入っています。

音源としては、このCDにしか収録されていないので、聴いたことのない方はぜひこの機会に聴いてみてください。





「ジャンルの異端児」同士が、あらゆるジャンルもカルチャーも超越した“超絶”スプリットCDをリリース!!。ひょっとしたら早すぎるかもしれないこの企画、時代はついてきてくれるのか??