【BABYMETAL】2枚目にしてひとつの頂点を迎えたシングル「ヘドバンギャー!!」レヴュー。

BABYMETAL

皆さん、こんにちは!
モザイクリワード研究所、所長兼所員の仲手川です。

突然ですが、皆さんの考えるBABYMETALの魅力って何でしょう?

SU-METALのヴォーカル?、YUI METALとMOA METALの可愛さ?、3人のダンス?神バンドの演奏?、ライブの演出?

まあ、挙げだしたらきりがありません。

皆さんそれぞれのお考えがあり、色々と思い入れがあると思います。

じゃあ私が考えるBABYMETALの魅力って何なのか?と言うと、そのひとつは”バカバカしさ”なんですよね。

既に3枚のアルバムをリリースしているBABYMETALの曲は、それぞれが魅力的で強烈な個性を放っています。

そんな数ある楽曲の中で私が最も”バカバカしさ”を感じるのが、この〝ヘドバンギャー!!〟です。

と、言うわけで今回は「ヘドバンギャー!!」いってみましょう!


インディーズチャート初登場1位!

2012年7月4日にインディーズ初のシングルとして発売されました。

初回限定盤と通常盤の2種類が同時に発売され、初回限定盤の「ヘド盤」には「ヘドバン養成コルセット」とプレミアムライヴの応募券が付属。

通常盤にも、初回生産分のみ、オリジナルサテンステッカーとリリースライヴの応募券が付属していました。

このシングルはインディーズチャートで初登場1位を獲得しています。




数々のプロモーション活動を実施した2012年

「ヘドバンギャー!!」の発売に合わせて行われたプロモーション活動をまとめてみました。

  • 6月20日 YouTubeにPVをアップ
  • 7月4日 「ヘドバンギャー!!」発売
  • 7月7日 リリース記念ライヴ『ヘドバ行脚ー!! in OSAKA』を難波 ROCKETSで開催
  • 7月8日 同じく名古屋ell. SIZEにて開催
  • 7月14日 「ヘドバンギャー!!」リリース記念イベント『ウ・キ・ウ・キ☆アフタヌーン』を
    タワーレコード渋谷店で開催
  • 7月21日 抽選券の当選者限定ライヴ『ヘドバンギャー!!リリース記念ライヴ(昼の部)』、『プレミアムライヴ LEGEND〜コルセット祭り〜』を目黒鹿鳴館で開催
  • 12月27日 日本武道館で行われた凛として時雨の『DECEMBER’S CHILDREN』で「ヘドバンギャー!!」を披露


これらはあくまでも「ヘドバンギャー!!」に特化したスケジュールです。この他にもSummer Sonicへ史上最年少で参加したり、ワンマンライヴの『I. D. Z. 』シリーズをスタートさせたりと、すでに伝説LEGENDは始まっています。





収録曲

合計で4曲収録されています。
エンハンスト仕様になっていて、特典映像として〝BABYMETAL DEATH〟が収録されています。





Ⅰ. ヘドバンギャー!!

初期BABYMETALを代表する曲であり、現在においてはBABYMETALを代表する曲のひとつです。

ももいろクローバーZをはじめ、アイドルに数多くの楽曲を提供している、コールター・オブ・ザ・ディーパーズ(Coaltar of the Deepers)のNARASAKI氏が作曲を担当しています。
アイドルと現代的なメタルが見事な融合を果たし、BABYMETALの基本コンセプトを体現している曲です。

イントロのSU-METALの澄んだ歌声からの、デスヴォイスからの、YUI METALとMOA METALの「♪ヘドバン! ヘドバン!」のキュートな合いの手で一気にBABYMETALの世界に引きずり込まれます。
「♪十五の夜を〜」の部分ではPPPHが打てるようになっていたり、「消・え・ろ」のチャントやブレイク部分での土下座ヘドバンなど、BABYMETALの楽曲の中でも特にライブを意識して作られた曲であると思います。

2019年に開催された『BABYMETAL ARISES -BEYOND THE MOON-』では、後半のヴォーカルパートをMOA METALが担当し、地元名古屋での公演ということで、彼女に華を持たせる形でこの曲は演奏されました。

もちろん、大盛り上がりだったことは言うまでもありません。




Ⅱ. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

通学前のドタバタぶりを歌った朝の〝ド・キ・ド・キ☆モーニング〟と対をなす曲で、こちらでは自室で開かれているであろうお泊り会での一夜の様子が歌われています。

メタルとダブステップをベースにしたサウンドに、バカバカしい歌詞がのっかる、初期BABYMETALらしい1曲です。
曲中に掛け合いの部分が多く、ライブではとても盛り上がります。

ですが、残念ながら2018年以降、この曲は披露されてはおらず、今ではすっかり幻と化してしまいました。

もう一度「♪キンキラリ〜ン!!」と思いっきり叫べる日を夢見ているのは、決して私だけではないでしょう。




Ⅲ & Ⅳ. Air Vocal ver.

いわゆるカラオケバージョンです。

普段はSU-METALの歌声で聴くことが出来ない、バックのサウンドを堪能出来るので、これはこれで新鮮です。

改めてオケを聴いてみると、非常に緻密に音を積み重ねて作られていることがわかります。

いつもとは別の楽しみ方が出来るシングルならではのボーナストラックです。




映像特典: BABYMETAL DEATH




2分にも満たない非常に短い映像です。

KOBAMETALによるBABYMETALの紹介の後、「♪BABYMETAL DEATH!!」と一発入って終わりです。

らしいと言えばらしいのですが、これだけではなんのことやらさっぱりわかりません。

何度か見返すうちに、ようやく謎が解けました。

特典映像の中に3人でギネスブックを観ながら談笑しているシーンが入っていて「BABYMETALものりたいね」などと話しているのですが、最後のほうで「世界一短い曲」という言葉を聞き取ることが出来ます。

要するに、これはナパーム・デス(Napalm Death)の世界一短い曲〝You Suffer〟の記録、1.315秒を破ろうとしているんですね。

物好きなかたが計ったようで、どうやらそれよりも短いらしいのですが、公式にギネスの記録が更新されたかどうかは定かではありません。




まとめ

この曲を初めて聴いたときに受けた強烈なインパクトは今でも忘れることが出来ません。

「♪ヘドバン!ヘドバン!」とアゲてからの「♪バンバンババン!」で猛烈にズッコケました。
この曲を体験したすべての人たちからは、自然と「なんじゃこりゃ!?」が口をついて出てくることでしょう。個人的にはBABYMETALの楽曲の中でも1、2位を争うくらい好きな曲です。

言葉遊び要素の入った曲名、考え抜かれて作られた楽曲、クリーンとデス、シリアスさとバカバカしさ、クールネスとキュートネス、BABYMETALの魅力のすべての要素が渾然一体となって、まさにカオスな世界を形成しています。

中期のライブではカットされることが多かったこの曲も、最近では復活してきていますので、いちファンとしてはうれしい限りです。

カップリングの〝ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト〟はもう演奏されることはないかも知れませんが、〝ヘドバンギャー!!〟はまだまだ現役!

今からでも決して遅くはありません、


「土下座ヘドバン、一緒にどうですか?」